このサイトは,包括システムによる日本ロールシャッハ学会の公式サイトです。
 当学会は,包括システムによるロールシャッハ法を学び,その発展・普及および研修者間の連携・協力をはかっています。例年5月に大会を開催する他,機関誌,ニュースレターを発行し,各地で研修会を実施しています。また,国際ロールシャッハ及び投映法学会(The International Society of the Rorschach and Projective Methods (ISR) )に団体会員として登録し,その活動に参加しています。
 当学会は,日本学術会議に申請し,協力学術研究団体に登録されました(平成20年4月7日)。
English Pages Here! President's message

認定資格制度を創設しました

2015年6月7日の第21回総会における承認を得て,包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格(Certificate of Proficiency in the Rorschach Comprehensive System:略称CPCS/シーピクス)の制度を設けることとなりました。
学会設立から20年以上を経て,包括システムによるロールシャッハ・テスト(以下,CS)は様々な領域,場面で用いられるようになりましたが,真に活用されたと言えるのは,CSが心理臨床の中で適切に役立てられ,人々の精神保健や福利に貢献できた場合です。したがって,CSを用いる者には,その基本的なことがらを理解し,習得していることが求められます。本学会ではこれまでも研修活動に力を入れてきましたが,このたびはCPCSの制度を創設し,この課題に取り組んでいきます。
CPCSは,基礎的な施行法とコーディングを習得していることを示すレベル1(CPCS-1),基礎的な解釈を習得していることを示すレベル2(CPCS-2),CSの全体を総合的に教授可能なレベル3(CPCS-3)の3種類から構成されます。
CPCSによりCSの基礎が確実なものとなり,教育や研究の活性化,心理的援助の質の向上,社会貢献につながっていくことを期待します。
まずはレベル1(CPCS-1)の制度整備に取りかかり,順次,レベル2(CPCS-2)及びレベル3(CPCS-3)へと進んでいく予定です。認定に必要な要件や申請の手続きについては,追ってお知らせします。

2015年8月1日
  
                  包括システムによる日本ロールシャッハ学会
                                会長  野田昌道

包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格に関する規程

(目的)
第1条 この規程は,包括システムによる日本ロールシャッハ学会(Japan Rorschach Society for the Comprehensive System 略称JRSC)が,包括システムによるロールシャッハ・テストを用いた臨床,教育,研究の更なる活性化を通じて人々の精神健康及び福祉に益することを目指すために,それを用いる者の基礎的資格を審査し,認定を行うに当たって必要な事項を定めることを目的とする。

(認定資格の名称)
第2条 認定資格の名称については,日本語名称を「包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格」(以下「認定資格」という。),英語名称を「Certificate of Proficiency in the Rorschach Comprehensive System」(略称CPCS/シーピクス)とする。

(認定資格の種類)
第3条 資格の種類については,レベル1(基礎/CPCS-1),レベル2(中級/CPCS-2),レベル3(指導者/CPCS-3)の3種類とする。

(認定委員会の設置)
第4条 認定資格の審査及び事務を行うために,包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格審査委員会(以下「認定委員会」という。)を設置する。
2 認定委員会の業務については,別に定める。

(認定に必要な要件,申請手続等)
第5条 認定に必要な要件,申請手続等については,別に定める。

(資格の認定)
第6条 資格の認定は,認定委員会による審査を経て,常任理事会又は理事会が行う。

(認定資格者の取扱い)
第7条 資格の認定を受けた者(以下「認定資格者」という。)は認定資格者名簿に登録される。
2 認定資格者には認定証書及び認定番号を交付する。
3 交付された認定証書等は更新を要しない。
4 常任理事会又は理事会は,審議の上,認定資格を取り消すことができる。

(規程の改正)
第8条 本規程の改正は,常任理事会又は理事会の承認を得るものとする。

附則 本規程は平成27年8月1日より施行する。

本規程←ダウンロード

包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格
レベル1(基礎/CPCS-1)に係る細則

平成27年8月1日
(目的)
第1条 この細則は,包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格に関する規程第5条の規定のうち,レベル1(基礎/CPCS-1,以下「CPCS-1」という。)に係る資格認定に必要な要件,申請手続等を定めることを目的とする。

(CPCS-1の資格取得要件)
第2条 認定を受けることができる者は,包括システムについて,正しい実施と記録を行うことができ,コーディングの基礎を理解し,構造一覧表を自分で作成することができる者とする。
2 認定を受けようとする者は,包括システムによる日本ロールシャッハ学会(Japan Rorschach Society for the Comprehensive System 略称JRSC)が主催する基礎研修を受講しなければならない。
3 基礎研修は,JRSCの学会員(以下「学会員」という。)でなくても受講することができるが,その場合には,次のいずれかの条件を満たす者とする。
(1)対人援助専門職者であり,守秘義務を有する者
(2)臨床心理学コースあるいは関連分野に在籍する大学院生かその修了生

(資格取得要件の例外)
第3条 本制度発足時点でJRSCが主催する研修会又はワークショップの講師歴があり,JRSCの常任理事会又は理事会で承認された者は,申請の際に基礎研修の受講が免除される。

(基礎研修)
第4条 CPCS-1の取得のための基礎研修は,別紙のとおりとする。

(申請手続)
第5条 申請者は,学会員でなければならない。
2 申請者は,所定の申請用紙に必要事項を記入の上,必要書類を添付して提出する。
3 申請者は,申請の時点で,資格審査料を支払う。

(資格審査)
第6条 申請者は,包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格審査委員会の審査を経て,常任理事会又は理事会の審議によりCPCS-1が認定される。

(交付される証書等)
第7条 資格の認定を受けた者には,CPCS-1認定証書及び認定番号が交付される。
2 交付された証書等は更新の要なく,保持できる。

(受講料及び資格審査費用)
第8条 基礎研修の受講料は,単位A・C・Dについては,それぞれ学会員4,000円,非会員8,000円とする。単位Bについては,学会員8,000円,非会員16,000円とする。
2 資格審査料は,10,000円とする。

(細則の改正)
第9条 本細則の改正は,常任理事会又は理事会の承認を得るものとする。

CPCS-1←ダウンロード

包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格審査委員会細則

平成27年8月1日

(目的)
第1条 この細則は,包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格に関する規程第4条の規定に係る包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格審査委員会(以下「認定委員会」という。)の行う業務について定める。

(委員の構成)
第2条 認定委員会は若干名の委員をもって構成する。
2 委員は包括システムによる日本ロールシャッハ学会の学会員であり,委員として適任と認められる者とする。
3 委員の任命は,学会長が行う。
4 委員の任期は3年とする。ただし,再任はそれを妨げない。
5 認定委員会には委員長及び副委員長を置く。委員長及び副委員長の選出は,委員の互選による。委員長及び副委員長の任期は3年とする。ただし,再任はそれを妨げない。

(委員会の業務)
第3条 認定委員会は以下の業務を行う。
(1)資格の認定及び認定の取り消しに関する審査
(2)前項の審査を経た者の常任理事会又は理事会への付議
(3)試験問題の作成並びにその実施及び評価

(委員会の開催)
第4条 認定委員会は必要に応じて随時開催するものとする。

(倫理)
第5条 委員はその業務の実施に当たって不正行為を行ってはならない。また,業務上知り得た審査経過等について,これを他人に漏らしてはならない。

(細則の改正)
第6条 本細則の改正は,常任理事会又は理事会の承認を得るものとする。


審査委員会細則←ダウンロード

CPCS-1取得のための「基礎研修」について

平成27年8月1日

1.CPCS-1の申請に必要な単位
申請者は、以下の単位A~Dの講義をすべて受講している必要がある。
単位A.心理アセスメントの基礎、倫理、ロールシャッハ・テスト史、CSの成立
単位B.CSのコーディング(基礎編)
単位C.CSの施行法
単位D.構造一覧表

2.講義時間
単位Aは1回3時間、単位Bは1回6時間、単位Cは1回3時間、単位Dは1回3時間が基準である。

3.研修の性質
1)単位A・B・Dは講義形式の研修であり、単位Cは実技を伴うものである。
2)単位Bが「基礎研修」の中心である。

4.単位取得の順番
受講は、必ずしもABCD順に受講しなくともよい。ただし、単位Bを受けなければ、単位Cを受講することはで きず、単位Cを受講しなければ単位Dを受講することはできない。

5.「まとめ試験」と「試験」
1)各講義の最後に「まとめ試験」を行う。「まとめ試験」は受講者の理解の為のものである。ただし、単位Bにおける試験はCPCS-1の中心的な試験として位置づけて「試験」と表し、受講者の合否を問う。
2)単位Bに不合格であった場合、何回でも再履修することができる。ただし、その都度、単位Bの受講料を支払うこととする。
3)各講義の内容は、別紙(CPCS-1シラバス)を基本とする。

以上

包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格
レベル2(中級/CPCS-2)に係る細則

平成29年6月10日理事会にて承認 

(目的)
第1条 この細則は,包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格に関する規程第5条の規定のうち,レベル2(中級/CPCS-2,以下「CPCS-2」という。)に係る資格認定に必要な要件,申請手続等を定めることを目的とする。

(CPCS-2の資格取得要件)
第2条 認定を受けることができる者は,包括システムについて,レベル1(基礎/CPCS-1,以下「CPCS-1」という。)を取得した後,必要な研修を受け,解釈の基本を修得したと認められる者とする。
2 認定を受けようとする者は,包括システムによる日本ロールシャッハ学会(Japan Rorschach Society for the Comprehensive System 略称JRSC)が主催もしくは共催するCPCS-2の必須研修会を受講し,理解度確認のための試験に合格するとともに,必要なポイントを取得しなければならない。ただし,必須研修会において事例を提供した者は,必須研修会のポイントについて,優遇措置を受けることができる。
 なお,必須研修会の種類,参加者及び事例提供者のポイント等については,別紙のとおりとする。
3 CPCS-2の必須研修会は,JRSCの学会員(以下「学会員」という。)でなくても受講することができるが,その場合には,次のいずれかの条件を満たす者とする。
(1)対人援助専門職者であり,守秘義務を有する者
(2)臨床心理学コースあるいは関連分野に在籍する大学院生かその修了生
4 CPCS-1を取得していない者も,CPCS-2の必須研修会を受講することができる。その者が,将来,CPCS-2の認定を受けるときは,CPCS-1取得前に受講したCPCS-2の必須研修会について,申請時のポイントに加えることができる。
(資格取得要件の例外)
第3条 CPCS-1を取得し,CPCS-2の必須研修会の講師を3回以上務めた者のうち,JRSCの常任理事会又は理事会で承認された者は,申請の際に CPCS-2の必須研修会の受講並びに理解度確認のための試験が免除される。

(研修会)
第4条 CPCS-2の必須研修会は,別紙のとおりとする。

(申請手続)
第5条 申請者は,学会員でなければならない。
2 申請者は,所定の申請用紙に必要事項を記入の上,必要書類を添付して提出する。
3 申請者は,申請の時点で,資格審査料を支払う。

(資格審査)
第6条 申請者は,包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格審査委員会の審査を経て,常任理事会又は理事会の審議によりCPCS-2が認定される。

(交付される証書等)
第7条 資格の認定を受けた者には,CPCS-2認定証書及び認定番号が交付される。
2 交付された証書等は更新の要なく,保持できる。

(受講料及び資格審査費用)
第8条 CPCS-2のA研修会については,学会員10,000円,非会員20,000円とする。
2 B研修会において受講料を徴収する場合は,その都度,設定するものとする。
3 資格審査料は,10,000円とする。

(細則の改正)
第9条 本細則の改正は,常任理事会又は理事会の承認を得るものとする。

【CPCS-2 細則(ダウンロード)】


包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格
レベル2(中級/CPCS-2)に係る細則(別紙)

平成29年6月10日理事会にて承認 

CPCS-2の必須研修会の種類,参加者及び事例提供者のポイント等について

平成29年6月10日理事会にて承認
1 必須研修会の種類等

  • (1)CPCS-2取得のための必須研修会は,A研修会とB研修会の2種類とし,両方の受講が必要である。
  • (2)CPCS-2研修会において,大幅な遅刻又は早退のあった者は参加を認定されず,理解度確認のための試験も受験できない。

2 A研修会

  • (1)A研修会は,JRSCが主催または共催するクラスター解釈に関する研修会とする。
  • (2)A研修会においては,理解度確認のための試験を実施する。

3 B研修会

  • (1)B研修会は,次の全ての条件を満たす研修会とする。
    • ア JRSCが主催または共催する研修会であること。
    • イ 講師がJRSCの会員であること
    • ウ 包括システムによるロールシャッハ・テストを用いた事例検討を中心とする研修会であること
    • エ プロトコル,スコアの継列,構造一覧表等の必要なデータが提供され,対象者の自己理解や心理支援のための事例検討であること
    • オ 1回の研修時間が5時間以上の研修会であること
  • (2)レベル3(指導者/CPCS-3)の取得者が主催する研修会について,上記(1)のウ,エに加えて,次の条件を満たす場合は,申請によりB研修会と認める(申請手続は別に定める)。なお,B研修会認定後も,参加者名簿を含めた開催報告書を定期的に提出するものとする。
    • ア レベル3の取得者が講師を務め,講師を含めて参加者が3名以上の研修会であること
    • イ 一つの事例の検討時間が3時間以上の研修会であること
  • (3)B研修会においては,理解度確認のための試験は行わない。

4 必須研修会のポイント

  • (1)参加者
    • A研修会 2ポイント
    • B研修会 
      • 上記3(1)の研修会 2ポイント
      • 上記3(2)の研修会(5時間以上) 2ポイント
      • 上記3(2)の研修会(3時間以上5時間未満) 1ポイント
  • (2)B研修会における事例提供者
    • 上記3(1)の研修会 5ポイント
    • 上記3(2)の研修会(5時間以上) 5ポイント
    • 上記3(2)の研修会(3時間以上5時間未満) 3ポイント

5 資格認定申請のために必要なポイント等

  • (1) A研修会とB研修会の合計ポイントが12以上であること
  • なお,A研修会のポイントは,受講回数にかかわらず,2ポイントとして計算すること
  • (2)A研修会とB研修会の受講の順番は問わないが,A研修会における理解度確認のための試験に合格していること

以上



【CPCS-2 細則 別紙(ダウンロード)】

ページの先頭へ

注目の記事

携帯電話用HPにリンクするバーコードです。

第2ホームページお知らせ文_html_4cf8cdb7.pngこちらから携帯電話用HPにアクセスできます。

Yahoo! Japan の登録サイトになりました。

トップ>登録サイト>社会科学>心理学>団体をご参照ください。関連リンクLinkIcon

会員専用ページ入口ここをクリック

旧会員専用ページ入口ここをクリック

入会申込書ダウンロードはこちら→入会申込書

講習会・研修会情報

E-mail:jimukyoku@jrsc.info
アットマークを半角に変えて送信してください。

理事WGページ入口ここをクリック

福島県・福島大会

2018年6月23日(土)・24日(日)



第24回大会は福島大学で開催されます。
福島大会専用サイトは【こちら】
情報は随時更新します

TOP Topic

JRSC会長あいさつ

包括システムによる日本ロールシャッハ学会シンポジウム画像.JPG 本学会は、1993年にアジアでははじめて 国際ロールシャッハ及び投映法学会に団体登録された、日本で最初のロールシャッハ学会として設立されました。設立当時は30人に満たない組織でしたが、学会員数は500名を超える学会に成長しました。
ロゴ_学会名称付.jpg

ページの先頭へ

包括システムによる日本ロールシャッハ学会編『ロールシャッハとエクスナー』ロールシャッハ・テストの起源と発展 金剛出版 ISBN4-7724-0868-1 C3011 \2800E
ロールシャッハとエクスナー.jpg
まえがき
 包括システムによる日本ロールシャッハ学会の設立10周年を記念して,学会企画として本書を出版できたことを心から嬉しく思っています。続きはこちら